ネット上の情報を見ていると、SEの転職先に派遣社員という選択肢を提案するものを見かけます。

IT業界には派遣社員という形態を取る企業がたくさんあります。ゆえに、意図せず派遣社員になってしまうこともあるでしょう。

IT業界の派遣社員のメリットにあげられるのが、

  • 正社員と比べて自由度が高い
  • 成果ではなく時間を切り売りするビジネス
  • 成果を出せなくてもいい
  • 残業はしなくてもいい

と思っている人が一定数いるようです。ですがこれは大きな間違いで、IT業界においては派遣社員になるメリットなんてほとんどないってことを、元派遣SEがお話します。

派遣社員だからといって気楽ということはない。ただの時間売りのおじさん

自由な労働スタイルなのか?

派遣社員は正社員に比べて労働が自由だと思っている人が多いです。または、派遣社員を勧める人が派遣社員は自由だ、ということをアピールします。

派遣社員がどのように自由なのかというと、

  • 派遣社員は自分の労働力・自由時間を売っている
  • 成果で仕事をしない
  • ゆえに、定時帰りしても文句言われない

実際にわたしがつかったことのある派遣社員の中で、上記のように考えている人がいました。

派遣社員が定時帰りすることによって仕事が完了しないのは、正社員のプロジェクトリーダーが立てた計画が悪い、間に合わないなら派遣社員を残業させるのではなく、派遣社員を追加しろ、と言い出した派遣社員がいました。

ですが、これは大きな間違いで、正社員・派遣先の企業は、派遣社員に対して残業をさせること権限を持っています。

派遣社員はそこを勘違いして、仕事が終わっていないのに仕事を切り上げて定時に帰ってしまう、そんな人がいたりします。

仕事終わってないけど今日は帰ります

仕事の責任は正社員も派遣社員も変わらない

派遣社員をしている人の中にはたまに意識が低い人がいたりします。

  • 俺は成果で仕事をしているんじゃない
  • 時間で仕事をしているんだ!

会社にいる時間だけでお金をもらえるのが派遣社員だと思っているということです。

どんなビジネスにおいても、仕事した時間のぶんだけお金がもらえるということはありません。なにかしら成果を出さなければお金はもらえません。

そこに派遣社員も正社員も違いはないんです。ゆえに、派遣社員も正社員も背負っている責任は同じです。

時間を売っているという気持ちだと派遣切りされる

わたしがつかってきた派遣社員の中で、時間で仕事をしているんだ、と言っていた派遣社員。あまりにも意識が低い、責任感がないという理由で切らせていただきました。仕事に対して意識が低いと、

  • よく遅刻する
  • よく休む
  • 仕事が残っていても定時退社する

正直なところ、勤務態度が悪かったです。とにかくよく風邪をひく人でしたね。本当に風邪なのかも怪しいですが。

よく遅刻するのに定時退社するので、いったい給料どんだけなんだろ?といつも疑問でした。

勤務態度も悪いし、仕事で成果も出せない。派遣切りされて当然でしょう。そうなってしまうのはやっぱり意識が低いから。

派遣切りされたんだけど理由がわからない

IT業界において派遣SEでいる意味なし。100%正社員を目指せ!

派遣社員はおすすめしない

IT業界には派遣社員という形態のものが非常に多いです。あまりにも多すぎて間違えて入社してしまいそうになることも、入社してしまうこともあるでしょう。

そもそも進んで派遣社員になろうなんていうのは…やっぱり意識が低い証拠なのかもしれません。いろいろ調べていると、派遣社員は自由度が高そうに見えますが、まったくそんなことはありません。

派遣社員は客先に常駐しますので、客先の正社員と同じようにつかわれます。派遣社員だからといって遅刻したり休んだりしていいというわけではありません。ときには残業だって必要です。

つまり、派遣社員は正社員と同じことをしなければならない、ということです。それなのに給料がまるで違う…派遣社員のほうが一回りくらい給料が少ないです。派遣社員を進んでやる理由が一切ないです。

派遣社員だけはやめておいて

正社員になるべき

派遣社員には、本当に派遣契約でなるものと、正社員だけど客先常駐させられる派遣の2種類があります。

どちらも良いものではありません。派遣というのは人売りの中間マージン搾取ビジネスです。健全ではないです。

わたしは過去に派遣SEをやっていましたが、非常に扱いが悪かったです。

  • 派遣SEということで見下されている
  • 年収も正社員と比較して100万円くらい少ない

今の時代、正社員になれるだけでも勝ち組と言えるでしょう。

システムエンジニアは転職市場において価値が高いほうだと思います。コンピュータを自在に扱えるというのは高いスキルを保有していると言えます。

ゆえに、引く手あまたで転職先が見つからない!ということはないと思いますが、しっかり調べないと派遣形態の会社に入ってしまった、なんてこともあるかもしれません。

派遣社員になりたくない!というのであれば、転職エージェントを使って相談しながら転職活動をすべきです。

まとめ

  • 派遣社員は自由度が高いというのはウソ
  • 派遣社員も正社員と同じだけの責任を背負っている
  • 意識が低い派遣社員は派遣切りされる
  • 派遣社員は正社員と同じ仕事をしなければならない、けれど待遇が悪い
  • 給料・年収も一回りくらい違う

派遣社員を自分から進んでやるメリットというのは1つもないと思います。

派遣社員から正社員になれる紹介型派遣というのもあるようですが、そんなものをやるぐらいなら最初から正社員で入社したほうが良いです。だって時間の無駄じゃないですか、時間かけたあげく見送りとかされたら最悪です。

派遣社員というのは、派遣先・派遣元企業にしか旨味はないです。派遣先企業にとっては安くていつでも切れる人材であり、派遣元企業にとっては給料を中抜きすることができる人材。

派遣社員はあくまでも人ではなくて商品である、ということをよく覚えておいてほしいです。企業の都合の良いように利用されないように。

年収上げたい労働環境改善したいSE向け転職エージェント

年収が低い、年収低すぎて生活できない、これだけ難しい仕事をこなしているのに…

そんなSEの悩みを解決するための転職エージェントをランキング形式でご紹介します。

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1位 レバテックキャリア


求人数は非公開求人を合わせると16,000件以上、対応地域は全国。エージェントの評判が良く、利用者満足度も高い。

レバレジーズ株式会社が運営するIT・Web業界専門の転職エージェント『レバテックキャリア』。

『レバテックキャリア』はIT業界に特化した転職エージェントです。

首都圏や関西、福岡のIT関連の求人に強く、左記のエリアで転職を検討されている方は高い確率で年収アップや待遇の改善が期待できます。

派遣や多重下請けのSIerで低賃金・残業や休日出勤に嫌気が差しているエンジニアは豊富な求人の中から自社開発や一次請け企業を探してみましょう。

数多くの企業と信頼関係を築いており企業ごとに対策をしてくれるため面接などの選考も通過しやすいと評判です。

2位 マイナビエージェントIT

求人数は非公開を合わせて12,000件以上、対応地域は全国。テレビCMでも見かけることがあるほど信頼性のある会社、マイナビが運営するIT特価の転職エージェント『マイナビエージェントIT』。

エージェント、満足度ともに、最大手の転職サイトに相応な高い評価となっています。

テレビCMでもおなじみの『マイナビ』です。マイナビがIT業界専門に展開しているのが『マイナビエージェントIT』になります。

マイナビは最大手とも言える転職サイトですが、非公開求人が80%を占めています。

非公開にする理由は応募殺到を抑制するためなのですが、その分だけ、個人に適した企業、あなたにマッチしたを探してくれるということです。

特筆すべき点はweb系、社内SEの転職支援に力を入れているところです。どちらもIT業界特有の派遣や多重下請けがないことが多く、年収や労働環境の改善が期待できます。

失敗しない転職をするならばマイナビがおすすめ。

3位 ワークポート

規模の大きいIT特化の転職エージェントの1つ、『ワークポート』です。

最大手の転職エージェントと比較すると目立たない印象はありますが、IT特化型の転職エージェントとしてはメジャーどころに数えられます。

IT業界内の転職でも組み込みからアプリ、アプリから組み込みへの転職はむずかしいこともありますが、未経験の転職に強みがあるのが特徴です。

IT業界内での転職でも、選択肢に幅を持たせるのに向いているといえるでしょう。

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