わたしには家族がいます。専業主婦の妻が1人と長女と次男、4人家族です。

4人家族なんだけれども…転職前のわたしの年収は400万円台でした。

  • 年収400万円台で専業主婦やらせるって…。
  • 子供2人とか、計画性なさすぎじゃない?

たくさんの批判の声を受けてしまいそうです。

決して楽観的に『なんとかなる』と考えていたわけではありません。転職前の会社は、新卒で就職したときには、ちゃんとした給料体系であることを確認しました。

ですが、経営状況が悪くなり、残業代がカット、ボーナスカットが重なり、それが繰り返され、低年収SEとなってしまったのです。当然、生活は苦しいです。

低年収SEが家族を持つ

年収が低いっていうのはよくない、それはわかっています。では、具体的に年収が低いとどういう問題がるのでしょうか?

ここでは、低年収SEなのに家庭持ちであるわたしの視点で問題を提起してみます。

住宅ローンの支払いがキツイ

以前の記事でも書いていますが、年収が低いと住宅ローンの支払いはキツイです。

最近は金利が安いのですが、その分住宅が高くなっています。どうしても月々の住宅ローン返済がきついので、ボーナス払いでの返済を選択してしまったのですが、これが間違いでした。

月々8万円程度の返済なのですが、ボーナス時期には18万円返済しなければなりません。

ボーナスカットされることも度々あり、普段の月収から18万円返済しなければならなくなったんです。ちなみに、転職前のわたしの月収は10万円台。完全に赤字でした。

子供が産まれると妻は専業主婦にならざるを得ない

  • 年収400万円台とかいう低年収なSEなら、奥さん働かせろよ!

そう思われるかもしれませんね。

わたしも最初の計画では夫婦共働きで生活するつもりでした。というより、今の時代は夫婦共働きが必須であると思っています。ニュースでも女性の社会進出とか言われてますからね。

しかし、子供が産まれると女性は子供につきっきりです。24時間拘束されてしまいます。とてもじゃないけど、子供が小さいうちは共働きなんて不可能なんです。

妻が働きにいけるようになるには、子供が小学校に入ってからではないでしょうか。

わたしの親戚にも夫婦共働きの予定だったけど、子供ができて破綻した人が何人かいます。

  • 夫婦共働きって言ったじゃないか!
  • 子供につきっきりなんだからできるわけないでしょ!?
  • 早く働け!最低でも年収300万は稼いでこい!

年収が低いと家庭環境も悪くなります。わたしだって本音としては上記のようなことを言ってやりたいぐらいです。ですが、言ったところで共働きはできなさそうだし、家庭環境が悪くなるだけですからね。とにかく苦しい生活にひたすら耐えていました

子供の学費の貯金できない

低年収SEの辛いところは、子供の将来の学費などを貯金することができないことです。いずれは大学に通わせたいとは考えています。

ですが、転職前のわたしは住宅ローンは食費といった生活費だけでいっぱいいっぱいでした。毎月赤字になるかどうかという瀬戸際です。子供の学費…どころか、貯金というものがほとんどできませんでした。

毎月給料が25日に入ります。住宅ローンやクレジットカードの引き落としが月初め。

給料が入ってから1週間後には銀行の口座がほぼゼロ円になっているんですよ…。転職前はいつもお金のことで悩んでいましたね。

それでも、子供の成長は待ったなしです。どんどん大きくなります。

転職後

年収が600万円になった

わたしが転職活動を通して感じたことは、IT業界は比較的景気が良いということです。景気が良いというか慢性的な人材不足です。

以前のわたしは年収が400万円台でしたので、年収600万円とか夢のような数字に見えたんです。

ですが、転職エージェントを通して自分の希望する年収を正直に伝えたところ、希望に見合う企業がいくつも見つかったんです。

どうせ転職エージェントも転職させたいからって調子いいこと言ってるだけでしょ?と思いながらも、実際に企業の面接にも行ってみたんです。

  • あなたなら650万円出せるよ。
  • でも、最初は試用の意味も含めて、年収600万円から始めさせて。

という好条件を企業側から直接いただきました。転職エージェントが言ったんじゃないですよ?応募した企業側からですね?

あ、ちなみに上述した好条件をくれた企業に今も勤めています。実際にお金をもらうとわかるのですが、年収600万円てけっこう普通のことなんですよね。

転職エージェントのことは半信半疑だったのですが、大きくウソついたり外れるようなことを転職エージェントはしなさそうです。まぁ信用に関わりますからね。

転職エージェントが目先の利益を追求してもホイホイ人を適当に転職させても、結果的に信頼を失い誰からも利用されなくなる。損失しかないんです。

ウソ!予定していたより年収高すぎ!

市場価値を把握してみる

ちなみに、中途採用の面接とかってお金の話をぶっちゃけていいみたいですね。

わたしの周りに、その気はないのに転職活動、中途採用の面接を受けている人がいます。理由は、『常に自分の市場価値(要は年収)がいくらかを知っておくため』なんだそうです。

わたしも、年収600以上の条件を出してくれるところもありましたが、最終的には少し年収を下げてでもジョブがマッチしそうなところを選びました。

年収下げるっていっても、希望だった年収600万円は達成できましたけどね。

IT業界で働いている人は、今低年収のSEやっているからって自分の価値を低く見ないほうがいいですよ。

よ~く、考えてみてください。世間一般で見ればプログラミングなんてすごくむずかしいことですし、パソコンすら満足に扱えない人がいっぱいいます。そんな人が一般的な職業と同じように低年収なはずがないんですよ。

上述したように、一度転職エージェントに相談したり、実際に中途採用面接までやってみて、市場価値がいくらかを把握したほうがいいです。

転職に成功したぜぃ!

年間100万円~200万円ほど貯金できるようになった

年収600万円になって生活は大きく改善しました。

豪遊することはできないし、節約も必須なんですけれども、おかげさまで年間100万円~200万円程度は貯金できるようになりました。

ですが、年収600万円って高年収のように見えてそうではないんですよね。

毎年海外旅行行けるというわけでもないし、高級な車も変えません。老後の貯金まで貯められるかというとむずかしく感じます。

年収400万円台から年収600万円!というと大幅年収アップに聞こえますが、以前の年収400万円台が少なすぎただけなんです。

あなたの年収はどの程度でしょうか?わたしが言えることは、

  • 年収600万円というのは高年収ではない。
  • IT業界ならば年収600万円は特別なことではない。

とにかく伝えたいことは、自分の市場価値を低く見ないで欲しい、ということです。わたしみたいに年収が低いと、自分に自信を失ってしまうんですよね。

  • 年収400万円台…。
  • 自分にスキルが無いから年収が低いんだ…。
  • スキルのない自分なんて年収上げられないし、他に仕事なんてない…。

そんなふうに考えてしまっていました。

でも大丈夫。開発は最低限プログラミングができるってだけも十分であることも多いし、実際にわたしも特別な資格もないしただのしがない客先常駐の派遣社員でしたが転職して年収600万になりましたからね。

妻は専業主婦を継続

とりあえず、我が家では妻はしばらく専業主婦を継続していきます。

子供が小学校に入ったら、また働きたいとは言っています。それは生活のためではなく、やりたいことをやる、なんだそうです。

妻にやりたいことをやらせることができるのも、生活の部分をわたしがしっかり支えられるようになったからなんだと思います。

もしわたしが低年収SEのままだったら、妻は過酷な労働をしていたかもしれません。

まとめ

  • 低年収SE(年収400万円台)が家庭を持つというのはちょっと無謀。
  • 住宅ローンの返済、子供が産まれて妻が専業主婦、子供の学費、とにかくお金がかかる。
  • IT業界で働いていて給料が上がらないなら、転職したほうが良い。
  • 年収600万円程度なら現実的なライン。
  • 一度は市場価値を知るために転職エージェントを利用してみたほうが良い。

今振り返ってみると、住宅ローンがあって家族4人で年収400万円台で生活していたってのはすごくおそろしい話です。

転職前はいつもお金のことで悩んでいました。暇さえあればお金お金、お金のこと頭がいっぱいです。

我が家の家計管理が妻ではなくわたしでしたからね。本来だったら妻がこのように頭を悩ませていたのかもしれません。

逆に言えば、わたしの妻はあまりお金の心配はしていません。お金に困らない生活というのは、多くのお金を手に入れることよりもお金のことを深く考えないようにするってことなのかもしれませんね!

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