『もうブラック企業は嫌だ!働きたくない!転職するにしても、転職先がブラック企業だったらどうしよう…』

そんな悩みを持ってはいないでしょうか?わたしは転職経験者ですが、ブラック企業から抜け出すために転職したのにまたブラック企業だったら嫌だなぁという悩みを持っていました。

じゃあ転職したとして、ブラック企業に入らないようにするにはどうすればいいのか?

今回はブラック企業の見抜き方について書いていきます。

SEのわたしが経験したブラック企業

残業・休日出勤多すぎ

ブラック企業によく見られる特徴は、

  • 残業が多すぎる
  • 休日出勤が多すぎる
  • 1ヶ月あたりの時間外業務が80Hを超えている

36協定が見直され、1ヶ月あたりの時間外業務は原則45Hとなりました。しかし、緊急度の高い不具合対応などが合った場合には、1ヶ月80Hまで延長することができます。これは逆に言うと、1ヶ月あたり80H以上はどうひっくり返っても超えてはいけない、ということになります。

一般の労働者の延長時間の限度

期間 限度時間
1週間 15時間
2週間 27時間
4週間 43時間
1ヶ月 45時間
2ヶ月 81時間
3ヶ月 120時間
1年間 360時間

一定期間における延長時間は、1 か月 45 時間、1 年 360 時間とする。 ただし、通常の生産量を大幅に超え
る受注が集中し、特に納期がひっ迫したときは、労使の協議を経て、6 回を限度として 1 か月 60 時間まで、1
年 420 時間までこれを延長することができる。 なお、延長時間が 1 か月 45 時間を超えた場合の割増賃金率
は 30%、 1 年 360 時間を超えた場合の割増賃金率は 35%とする。

引用:時間外労働の限度に関する基準

わたしは客先常駐の派遣SEでしたので多くの会社を見てきました。某大手企業の過労死事件をきっかけに、たくさんの会社が働き方を改善させる動きを見せています。働き方改革ですね。

1年間の労働時間が常に600Hだったという人も、今では360Hになっていたりします。

  • 残業代が減って年収下がった!
  • 仕事量は減らないのに働ける時間だけが短くなった!

という不満の声も多く聞きます。でもまぁ、残業代が出る分だけマシなほうだと思いますけどね。

残業しすぎで疲れた

残業代・ボーナスがカットされる

わたしの場合はたくさん残業をしても、残業代が何割かカットされることがよくありました。また、会社の経営状況が良くないからといってボーナスもカットされます。こんなことが本当によく起こります。

ボーナスカットはある程度は仕方ないとしても、残業代カットは違法だろ!と言いたかったです。

わたしの会社では、残業代がカットされる理由としては、トイレ休憩といったオーバヘッドを考えて認められるのは◯時間まで、というように言われます。

もちろん、そんな会社の言い分は正しいワケがないです。

  • 残業代が出ない。
  • 残業代が何割かカットされる。

このようなことをする会社は、長く居続けても将来性がないため、はやめに転職を考えたほうが良いです。

社員が使い捨て

わたしがいた会社はアウトソーシング・ソリューションというかっこいい名前を並べただけの、ただの偽装派遣、多重派遣会社、人売りの会社でした。

本当だったらわたしもどこかの会社の正社員になっていて、満足に給料をもらっていたはずなのですが、IT業界にはこういった中間に挟まってくる企業がたくさんあります

新卒のとき、わたしに企業を見抜く力がなかったため、中間マージン搾取企業に入ってしまいました。

派遣会社にとって人とは、人材・人財ではなく商品です。賞味期限切れの商品はポイ捨てです。ごくわずかですが、その会社の経営に回る人もいますが、基本的に技術職(商品)からの異動はむずかしいようです。

わたしも多くの客先常駐派遣SEを見てきましたが、年齢が40後半~50台の人は地獄です。

子供が大きくなってお金がかかるというのに、非常に安い単価で働いています。別の派遣会社でリストラされ、わたしが前いた会社に転職してきた人もいました。

『仕事が取れるなら採用する(派遣先があるなら採用)』という条件を突きつけられたりします。就職前にその人を連れ回して色んな会社に派遣先の面接をしにいくという。…会社側の後出しジャンケンです…汚すぎる

そういう裏の事情をよく知っているため、ブラック企業、派遣会社には長く居てはいけないと思ったのです。

社員のポイ捨て禁止

SEがブラック企業を避ける転職方法

大手企業の子会社を狙う

ブラック企業を手堅く避けるための選択肢としては、大手企業の子会社に入る、というのがあります。

なぜかというと、大手企業の子会社は、親企業の福利厚生・制度をそのまま継承していることがあるためです。

わたしが派遣していた先で大手企業の子会社があったのですが、そこのお客さんは、

  • 30歳、所帯持ちで手当コミコミ年収は500万円程度。
  • 1ヶ月の手取りは20万円ちょっと。

年収が少し低いようにも見えます。家を買ったり、子供の養育費なんかを考えると若干生活は苦しそうに見えますよね。しかし彼はこう言います。

  • 自転車通勤でも交通費が出るため浮かしている。(月2万円)
  • 社員食堂が安いし大盛り無料。(1食200円)

年収は若干少なかったとしても、生活にかかる経費が安かったり、本来はなくなるはずの交通費がまるごと収入になるため、実質年収が低くない状況なんです。

ホワイト企業のような環境であれば、年収が普通~普通よりちょっと低めでも問題はないってことです。

客先常駐の派遣会社はやめておく

完全にわたしの経験ですが、

  • 自社製品・自社サービスがない会社。
  • なんでもできます!とか言っている会社。

こういう会社は派遣会社である可能性が高いです。転職をする時には必ず応募する企業のHPは確認しましょう。

基本的にIT業界における派遣会社というのは、自社が派遣会社であることをアウトソーシングとかソリューションとかいう言葉を使って巧妙に隠しています

その言葉自体は悪くないのですが、派遣会社の隠れ蓑にされているのも事実なんです。

派遣会社は上述したように、かなり将来性がないのでおすすめはできません。わたしも転職したぐらいですからね。

派遣先はさまざまで、楽なところもあれば激務のところもあります。問題なのは激務なのに残業代が出ないときです。派遣会社は中間マージンを搾取するだけの会社なのでそんなに儲からないんです。

派遣社員の扱いの悪さ

社員の平均年齢・平均勤続年数を確認する

ブラック企業は平均年齢が若くなり、平均勤続年数が短くなるものです。そういう会社は人の入れ替わりが激しい証拠であり、離職率が高いというわけです。ストレートに離職率はどれくらいですか?と聞くのが手っ取り早いかも。

他の人が続かないような仕事は、高い確率で自分自身・あなた自身も続かないです。自分ならきっとやれる!とかいう根拠のない自信は捨てて、素直にいきましょう。

まぁ転職活動とか、面接とかしていると、なぜか変な自信が湧いてきたりするんですよね。そういう一時的な感情に流されないようにしてください。

わたしが転職で選んだ企業

わたしは客先常駐の派遣SEから某中小企業のweb系の開発の仕事に転職しました。

web系の仕事を選んだ理由は、

  • アプリはwebに集約される時代になる。
  • 技術を習得するのに申し分なく、将来性がある。
  • 自社製品・自社サービスが確実に存在する。(派遣社員じゃない)

ちなみにわたしはwebに関してはほぼ未経験でした。

派遣社員はいろんなところに派遣されるため、広く浅くの経験があるんですよね。ほぼ未経験ですが経験がゼロではない。ゼロじゃないというだけで若干アドバンテージがあるみたいです。

ホワイト企業を目指して社内SEという選択肢も最後まで捨てきれませんでしたが、社内SEは調べれば調べるほど、

  • 収入が高いイメージが湧かない。
  • エンジニアというよりは事務に近い。
  • 身近の友人でも年収が大幅に上がった話を聞かない。

社内SEが人気なのはわかります。実際に転職した人の話も聞いて、充実した日々を送っているようでした。

ですが、わたしが問題に思っていたのは年収が低いことであり、年収を上げるために転職したかったのです。

社内SEで年収700万円!なんていう広告をよく見かけますが、実際は事務寄りのポジションなので、500万前後がいいところではないでしょうか?

  • システムエンジニアが年収を上げるなら開発。
  • 開発からリーダー・マネジメントの道へ進む。

やはりこれでしょう。え?上には行きたくない?…いやー、その気持もわかります…。でも正社員ってみんな基本的にはリーダー・マネジメントに進むものなんですよね。

まとめ

  • ブラック企業は時間外業務が多すぎ!
  • 36協定を無視するような企業はブラック!…むしろ違法!?
  • ホワイト企業を手堅く狙うなら大手企業の子会社など。
  • 社員の平均勤続年数などを聞いておく。長く人が留まる会社は良い企業。

とにかく派遣会社だけはやめておけって話です。地獄をたくさん見てきたし、もう完全にあとがないっていうような、お年を召したシステムエンジニアをたくさん見てきました。

年収を上げるために転職をするにしても、実質年収を上げるという意味で、大手企業の子会社という選択肢もありだとわたしは思います。

交通費浮かせたり、食費が200円とかなら多くのお金がもらえなくても生活にはゆとりが出ますよね。

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