わたしは少し前まで年収が400万円しかない客先常駐型の派遣SEでした。現在は転職して年収600万円、大きく不自由を感じることはなくなりました。

年収400万円のころに家庭も持ったし、家も買っています。年収400万円で家を買うなんて無謀ですよね。(笑)

まぁ家の金額にもよりますが、わたしは首都圏に住んでいますので土地の値段がそれなりに高かったです。

年収400万円というのは手取りにすると20万円くらいしかないです。年収が低いと、結婚して家庭を持っても家を持つという夢はかなわないし、買うにしても親の援助が必要なんです。

低年収で家が買えない

一番最初に結論だけ書いておきますが、わたしは転職をすることで年収が400万円から600万円に上がりました。転職は年収を上げるチャンスを秘めていますが、リスクもありますので慎重に。だからといって何も行動しないというのはおすすめしません。お金がないなら節約・妥協でもいいのでなんらかの手段は考えてみてほしいです。

では、転職前にわたしが抱えていた問題点を書いていきます。

お金が借りられない

わたしのように年収が低い人だとお金を満足に借りることができません。お金が借りられない、すなわち住宅ローンが組めないということです。

住宅ローンは勤めている会社の信頼性を評価しているといった要素がありますです。たとえば、歩合制の営業職とかだとお金が借りれないといった話も聞きます。

わたしの会社は残業代カットやボーナスカットをするぐらいの経営状況でしたので、あまり信頼性の高い会社ではなかったと思います。まともにやっていたらお金を借りられず家を買えなかったかもしれません。

後述しますが、わたしが家を買えたのは親の援助が大きかったです。

買える家の選択肢が少ない

お金を満足に借りられないということは、買える家の選択肢が少なくなるということです。

わたしのような低年収のSEでは当然ながら、

  • 駅に近い
  • 大きな家
  • 庭付き

そんな物件買えるはずがありません。せいぜい買えるのは、

  • 郊外
  • 駅までバス15分

こんなところです。ですが、わたしは駅に近い場所よりはちょっと田舎のほうが好きですけどね。人が多いところは疲れる。

ただ、どうしても駅に近いところに家をがほしい、となると年収が低いと厳しいです。

苦しいけどマイホーム

買えても生活が苦しい

これは実際にわたしが体感していることなのですが、年収400万円で住宅ローン8万円の支払いはかなり苦しいです。

おまけにボーナス払いもあるのですが、転職する前の会社はボーナスカットがあったんです。ボーナス時期には住宅ローンの支払だけで20万円近くになるので完全に赤字です。切り崩せる貯金があればいいほうってぐらいです。

ボーナスカットというのは会社の経営状況ではあっても仕方のないことです。ですが、これはわたしが転職したり、知人の話を聞いて知ったことなのですが、実際にはボーナスカットしても何らかの形で補填してくれる企業が多いようです。

  • ボーナスカットではなく、何割かカットするだけ。
  • カットしたとしても、別の時期に臨時ボーナスとして補填。

要は、わたしみたいにボーナスをあてにして住宅ローン組んでいる人がたくさんいるってことなんです。そういう人たちに対して『それは自業自得だよ』というような態度を企業が取ってしまうと、社員が辞めていってしまうからなんです。

実際に、わたしはそうやって会社を辞めて、転職しているわけですからね。

  • ボーナスはあればラッキー。
  • もらえない時もあるさ!

なんていうポジティブシンキングはやめましょう。ボーナスはもらって当然!もらえなきゃ転職したほうがいいです!

社員の生活を保証できない会社に尽くす理由なんて一切ありません。

許さんぞブラック企業め!

家を買わないわけにはいかない

そんな低年収なら家買わなきゃいいじゃん、って思うかもしれません。

世の中には持ち家派と賃貸派、この2つの派閥があります。両者は一歩も譲らずどちらが正しいとも言えない状況です。

  • 持ち家は災害などでリスクがある
  • 賃貸は一生涯お金を払えば余裕で家買える

とか。どちらも言っていることは一理あります。

ですが、わたしはどちらかというと持ち家派です。やっぱり持ち家のほうがトータルで見ればお金がかからないからです。年金暮らしになったとき、毎月何万円も家賃とか払っていられませんよ。

年収の低いSEでしたから。極力お金のかからないよう節約する、お金を浮くようにしたかったんです。

それに、歳を取ってくると賃貸もできなくなったりしますからね。アパートのオーナーはお年寄りの孤独死といった事故が怖いんです。事故物件になってしまいますので。やっぱり家は必要です。

低年収なシステムエンジニアが家を持つには?

低年収でも家がほしい!という気持ち、わたしもよくわかります。家がほしいというよりは、お金がなくてもどうしたって家は必要なんです。むしろ家を買うことこそが節約なんです。

低年収でも家を買う方法はないものか?と考えた時、下記の手段が考えられます。

親に援助してもらう

わたしのような低年収SEだと、親の援助は必須と言えます。

  • いい歳(30歳くらい)して親に援助かよ…。
  • 親のスネかじりで恥ずかしい…。

かなり後ろめたい気持ちがありました。ですが、大切なのはわたしのプライドよりも、どうやって自分を含めた家族4人で生活するかってことなんです。

自分を養護・正当化するようですが、家を買う時に親の援助を得る人は4割程度いるようです。

⇒参考:住宅購入者の約6割は両親からの援助を受けている!?購入経験者100人にアンケート

上記のタイトルは6割が援助を受けている、というように見えますが、中を見ると4割が援助を受けている、という内容が書かれています。

デメリットとしては、将来的に親の介護を約束するようなものですが、今を生きるためには選択肢がないです。

ですが、自分の両親ならいいんですけど、妻がなんて思うか、ですよね。

土下座して援助を請う

中古の家を買う

そもそも家の価格を抑えるという方針です。一戸建てにこだわらず、マンションでもいいと思います。

ただし、それでも駅に近い家とかは買えないです。中古の家も大きな家ではありません。

ちなみにわたしは生意気にも注文住宅にしました。あまりにも安い建売だと修繕費もかかったりしますので、性能の高い新築を買ったほうが安上がりだったりするんです。

あるいは、中古の家を買っておいてお金が貯まったら建て直すというのもアリです。中古の場合、家の値段はゼロ円みたいなものですので、先に土地だけ買っておくというイメージです。実際にわたしの妻の友人はそうやっています。

年収を上げる

そもそも収入が低いことが問題ですので、根本的解決として年収を上げる、という方法です。

これはわたし自身がずっと誤解していたことですが、システムエンジニアというのは市場価値が高いです。プログラミングとかいう一般の人から見れば高度な技術が使えるのに低年収なはずがないんです。

世の中はまだまだエクセル・ワードをまともに扱えていない人が多いですし、わたしたちエンジニアからすれば、エクセル・ワードなんておまけでできてしまうものだし、それでも一般企業のトップレベルなみだと思いますよ。

わたしは年収400万円ぐらいしかなくて、これが自分の価値なんだ…と、ずっと自分を卑下していましたが、転職活動をしてみてわかったことは、わたしの市場価値は年収600万円だったということです。転職エージェントに相談したり、たくさんの企業でお話させてもらうと、自分の市場価値というものが見えてきます。

というか、システムエンジニアは年収600万円ぐらいだったら比較的容易なんだと思います。ずっと高望みだと思い込んでいました

今の時代、会社の昇給はあまり期待できるものではないし、あったとしてもとてもゆっくりです。転職してしまうのが一番手っ取り早いです。

もちろん、転職すればすべて解決というわけではありません。ジョブのミスマッチなどのリスクもあるでしょう。

わたしは転職活動で年収700万円近い金額を提示されたこともありましたが、年収600万円でジョブがマッチしてそうな企業に妥協しました。お金も大切ですけど、その仕事が続けられるかってことも大切ですよね。

まとめ

  • 年収400万円だと家は買えない。
  • 家を買うなら親の援助が必須。
  • 30歳で親の援助はちょっと恥ずかしい。
  • でも自分の家族のためにプライドは捨てるしかない。
  • なるべく家は早く持つようにして、年収を上げる工夫をする。

わたしは年収400万円しかなかったときに家を買いました。周りにはわたしのことを無謀だと言う人もいました。

ですが、わたしは無謀とはあまり思っていなくて、むしろ苦しくても早く家を持つことが正解だと信じて疑っていませんでした。

たとえば、40歳で家を買って、35年ローンを20年で繰り上げ返済しながら支払うより、25歳で家を買って35年ローンをきっちり35年で返済したほうが楽ですよね。アパートに払うお金を住宅ローン返済に回したほうがよっぽど効率的です。

まぁそれをやって生活がかなり苦しかったわけですが。逆に言えば、これほど追い詰められなければわたしは転職には踏み切れなかったです。転職していなければ、今もきっと年収400万円のままでした。

年収上げたい労働環境改善したいSE向け転職エージェント

年収が低い、年収低すぎて生活できない、これだけ難しい仕事をこなしているのに…

そんなSEの悩みを解決するための転職エージェントをランキング形式でご紹介します。

転職エージェントは複数利用が基本ですが、その中でも候補は絞っておきたいところ。上手に活用して転職失敗、ジョブのミスマッチ防止につなげましょう。

1位 レバテックキャリア


求人数は非公開求人を合わせると16,000件以上、対応地域は全国。エージェントの評判が良く、利用者満足度も高い。

レバレジーズ株式会社が運営するIT・Web業界専門の転職エージェント『レバテックキャリア』。

『レバテックキャリア』はIT業界に特化した転職エージェントです。

首都圏や関西、福岡のIT関連の求人に強く、左記のエリアで転職を検討されている方は高い確率で年収アップや待遇の改善が期待できます。

派遣や多重下請けのSIerで低賃金・残業や休日出勤に嫌気が差しているエンジニアは豊富な求人の中から自社開発や一次請け企業を探してみましょう。

数多くの企業と信頼関係を築いており企業ごとに対策をしてくれるため面接などの選考も通過しやすいと評判です。

2位 マイナビエージェントIT

求人数は非公開を合わせて12,000件以上、対応地域は全国。テレビCMでも見かけることがあるほど信頼性のある会社、マイナビが運営するIT特価の転職エージェント『マイナビエージェントIT』。

エージェント、満足度ともに、最大手の転職サイトに相応な高い評価となっています。

テレビCMでもおなじみの『マイナビ』です。マイナビがIT業界専門に展開しているのが『マイナビエージェントIT』になります。

マイナビは最大手とも言える転職サイトですが、非公開求人が80%を占めています。

非公開にする理由は応募殺到を抑制するためなのですが、その分だけ、個人に適した企業、あなたにマッチしたを探してくれるということです。

特筆すべき点はweb系、社内SEの転職支援に力を入れているところです。どちらもIT業界特有の派遣や多重下請けがないことが多く、年収や労働環境の改善が期待できます。

失敗しない転職をするならばマイナビがおすすめ。

3位 ワークポート

規模の大きいIT特化の転職エージェントの1つ、『ワークポート』です。

最大手の転職エージェントと比較すると目立たない印象はありますが、IT特化型の転職エージェントとしてはメジャーどころに数えられます。

IT業界内の転職でも組み込みからアプリ、アプリから組み込みへの転職はむずかしいこともありますが、未経験の転職に強みがあるのが特徴です。

IT業界内での転職でも、選択肢に幅を持たせるのに向いているといえるでしょう。

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