会社の業績が悪い…景気が悪い…経営が傾いてきた…。

そのような理由で、会社はあなたに対して給料を下げる、減給という対応をしたりはしていないでしょうか?

わたしは転職しましたが、以前勤めていた会社では会社の業績が悪く、給料を下げられることがたびたびありました。

  • 年に1回、1,000円という昇給があった直後に、1,000円の減給。
  • 残業代、ボーナスが満額出ない。

残業代カットというのは法的にどうかというのもありますが、とにかく事実としては『給料が下がった』ということです。

今回はなぜわたしが以前と勤めていた会社の業績が悪くなったのか?危険な信号とはなにか?という点について書きます。

SEの年収が下がってしまう原因

リーマンショックなど、経済的な事件・事故

わたしは実際には体験していませんが、リーマンショックにより経営が傾いた企業は多いと聞きます。

リーマン・ショックは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界的金融危機が発生した事象を総括的によぶ。

引用:リーマン・ショック | Wikipedia

経済的な事件・事故が起きた場合には企業は積極的な投資ができなくなり、キャッシュが回らくなって経営状態が悪くなります。経営状態が悪くなるということは仕事も少なくなり、ますます企業はキャッシュを回収できなくなる。

その結果、末端であるわたしのような一般社員の給料が下がってしまいます

大恐慌

技術は入れ替わりのタイミングがある

経済的な事件・事故以外に、わたしたちシステムエンジニアに密接に関わるところだと『技術の入れ替わり』というものがあります。

たとえば、スマホの通信技術を例にしてみます。そして、これは実際にわたしが派遣SEとして客先で仕事をしていた時に派遣切りされた話です。

スマホの通信技術は移動体通信という通信規格を使っています。最近ではLTEだなんだと言われていますよね。これが第4世代の移動体通信技術で、次は第5世代の移動体通信技術が開発されます。

通信技術の研究・規格を決め始めると、開発が盛んになりすごく景気が良くなるのですが、技術が完成・確立し、企業が研究から運用の段階に入ると仕事が激減します。

当然ですが、わたしのような客先常駐の派遣SEは全員バッサリ切られました!

このように、技術の進化というのはなだらかな坂道ではなく、第4世代、第5世代というような階段になっています。

次の階段に登る前に一定の空白の時間があるのですが、ここが儲からない時期で仕事がなく、給料が下がったりします。

まぁわたしみたいな派遣SEではなく、ちゃんと自社製品・自社サービスを持った企業であれば給料は下がらないのかもしれませんが。

次世代の通信技術

客先常駐型の派遣SEの不安定さ

わたしが問題にしたいのは、客先常駐型の派遣SEはとにかく不安定だということです。

派遣先の会社が経済的な事情や技術の移り変わり時期など、ちょっとした変動でも真っ先に切られるのはいつだって派遣SEだってことです。

1つの企業に10年くらい常駐していた人がいるのですが、切られた時は泣いてましたからねぇ…。みんなと同じ仕事をしていたのに、なぜ自分だけが切られるのか、と。

まぁ企業もお情けで派遣SEを残しておけませんからね。むしろ企業としては、こういった景気の変動を予測し、柔軟に人員を増減させやすいように派遣SEをつかっているだけなんです。

客先から帰ってきた派遣SEたちは自社に戻るわけですが、世界的に景気が悪かったり、技術の入れ替わり時期だと派遣先も見つかりません。派遣会社は派遣先がない派遣社員という負債を抱えた状態で倒産しかけます

この時がすごく会社の景気が悪くなり、一般の社員の給料がみんな下がりました!

わたしは派遣先があり普通に仕事をしていたのですが、それなのにわたしの給料も下がりました。残業代も出ないしボーナスもカットです。

わたしはそれなりに

  • 儲かっている会社で、
  • 儲かっている会社の社員と、
  • 儲かる仕事を一緒にしているのに、

なぜかわたしだけが給料低いんです。納得できませんでしたね。まぁすべては派遣SEだから、というところに行き着くわけですが。

転職先に良いと考えられるタイプの企業

自社製品・自社サービスのある会社に転職する

わたし自身が本当に客先常駐のSEをやっていて本当に後悔をしてきました。なので、派遣のSEだけは絶対にイヤだという気持ちが強かったです。

とはいえ、世の中のIT企業の大半は客先常駐型の派遣SEを抱えた会社が非常に多いです。

派遣SEから抜け出すには、

  • 自社製品がある企業
  • 自社サービスがある企業
  • しっかり企業のHPで確認!

ということが大事です。

いろんな会社に派遣されてきたシステムエンジニアなわけですが…

  • 他社の製品を作り上げたところで達成感は薄い。
  • 胸を張ってこれは俺が作った!と言える製品を開発したい!

たとえば、スマホ開発をしていたとします。ですが、派遣SEであるわたしが開発した製品はわたしの企業の製品ではありません。あくまでも他社の製品です。

『これは俺が作った!俺の会社の製品だ!』と誇れるものが欲しかったです。そんなことを自分の子供に言ってみたかったんですよ。

自社サービスを持つ企業に転職してみた結果

記事の先頭にも書きましたが、わたしは現在転職をしています。ちゃんと自社製品・自社サービスのある企業です。

以前の会社は経営状態が悪く、わたしの年収も400万円まで下がってしまいました。残業代カット・ボーナスカット、家族がいて手当もコミコミなのにこの年収。さすがに生活できない。

今でこそ年収600万円まで上げることに成功しましたが、他社を知ることではじめて前の会社の年収が特別低かったんだなということに気づきました。

1社に留まっていると見えないことって多いですね。

今、わたしが満足できていることは年収だけではなく、ちゃんと自社製品・自社サービスの開発ができているということです。

自分の作ったものが後世にまで残っていくということを考えると、やりがいも感じます。わたしは年収目当てで転職しましたが、こういった良い副作用もありました。

今は派遣切りをする側にいるようなものですが、仕事がなくなっても派遣社員がいなくなり、正社員の給料はわりと満足にもらえます。でもやっぱり本当に業績悪いときはボーナスが少し減ったりはしますね。

まぁ転職すれば何もかもうまくいく!ってわけじゃないということです。

まとめ

  • 世界的な経済の事件・事故で会社の経営は傾く。
  • 技術の進化は坂道ではなく階段。明確な入れ替わりがある。
  • 上記のようなタイミングでは会社の景気も悪くなる。
  • 会社の経営状況が悪化すれば社員の年収が下がる。
  • 仕方のないことではあるけれども、派遣社員は真っ先にバサっと切られる。
  • 派遣だけは辞めたほうがいいよ…。

なぜか客先常駐の派遣SEにあこがれるような人がいたりしますが、これは本当にろくなものじゃないです。

たくさん派遣切りされてきた人を見てきましたが、やっぱり中には泣いてしまう人がいまして…40代の男性なんですけどね!?

派遣切りされて泣く人もいれば、単純に別れが惜しくて泣く人もいます。こちらは30代の男性。SEって基本男ばっかでしょう…?

見てるのも辛いし、次は自分の番か!?と思うと安心して生活ができません。わたしは派遣SEを抜け出せて本当に良かったと思っています。

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3位 ワークポート

規模の大きいIT特化の転職エージェントの1つ、『ワークポート』です。

最大手の転職エージェントと比較すると目立たない印象はありますが、IT特化型の転職エージェントとしてはメジャーどころに数えられます。

IT業界内の転職でも組み込みからアプリ、アプリから組み込みへの転職はむずかしいこともありますが、未経験の転職に強みがあるのが特徴です。

IT業界内での転職でも、選択肢に幅を持たせるのに向いているといえるでしょう。

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